皆さんお疲れ様です。
ぼーです。
いやーアメリカGP、時間的に日本時間早朝に走行するのでこの3日間すごい眠気と戦いました。
夜型の方々には見やすかったかもしれませんね。
そんなアメリカGPですが、決勝が行われました。
バーチャルセーフティーカーが一度出たものの、比較的安全的で荒れないレースでした。
また、タイヤマネージメントをしながらでもバトル有りの面白い展開でしたね。
どの様なアメリカGPだったのか、振り返っていきましょう。
前回トルコGPも振り返ってまとめています。
2021年F1アメリカGP決勝まとめ1/2スタートでハミルトンがフェルスタッペンを抜く
アメリカGPは大盛り上がり
レース前に行われるドライバーズパレードでは、ハットを被りカウボーイ感を演出して会場を盛り上げていました。
ハースはホームグランプリと言うこともあってか、メカニックもハットを被って作業。やりにくそう
ペレスファンが多く詰め掛けチェココール
https://twitter.com/f1/status/1452336302062514177?s=21
レース週末を通じて、メキシコ人ドライバーのセルジオ・ペレスの応援サポーターが大勢いました。
メキシコ国旗を持つ人や、チェココール、ペレスのトップタイムでは一際大きい歓声を出すなど大盛り上がり。
メキシコと近い事もあり、ペレスの第二のホームレースの様な会場でした。
スタート直後、ハミルトンがフェルスタッペンを抜く
スタートの蹴り出しでハミルトンは僅かにフェルスタッペンより良いスタートを切りました。
フェルスタッペンはスタートしてすぐハミルトンに車体を寄せて牽制しましたが、第一コーナーでハミルトンに抜かれて2位後退。
3位を走るペレスに迫られる動きとなりました。ここはペレス抜かずにフェルスタッペンの加速を待った可能性
スタート直後はファンをワクワクさせる展開が後続でも行われていました。
サインツvsマクラーレン
ソフトタイヤで走るサインツに対して、リカルドとノリスのマクラーレンが迫ります。
スタート直後のサインツはマクラーレンに挟まれる展開できびいレースとなりました。
リカルドには前を行かれるも、ノリスは抑える働きを見せます。
フェラーリとマクラーレンはコンストラクターで争っているチームなので、負けられない戦いが起きています。
角田、ボッタスを抜く
意外な働きを見せたのは角田選手。
2周目の時点でボッタスを抜いて8位に浮上。
前にいるノリスはサインツとレースをしているので、角田選手が追い上げればノリスを抜くチャンスが出てきます。
4/56 ストロールとラティフィが接触
大きな接触ではありませんが、ラティフィが他の車にサンドされ行き場が無いところでストロールと接触。
イエローフラッグで処理できる程度でしたが、この後ラティフィはピットインして順位を落とします。
Lap 4 // Bringing Esteban in for a front wing change, after some damage at the start. We swap him to Hard tyres at the same time. pic.twitter.com/iHhwh5kKYy
— BWT Alpine F1 Team (@AlpineF1Team) October 24, 2021
オコンも接触によりフロントウィングが破損。
ピットインを余儀なくされました。
7/56 ハミルトンとフェルスタッペンは1秒差以内
普段であればハミルトンはレッドブルを突き放すレースペースですが、突き離せません。
常にDRSゾーンにフェルスタッペンが居る展開でした。
後方についてなかなか抜けないのはフェルスタッペンにとっては不利に働きますので、レッドブル陣営としては早く抜きたいところです。
また、ペレスが同等のタイムでフェルスタッペンに付いてきている事も今までとは違うレース。
レッドブルのマシンがオースティンに合っている事がわかります。
https://twitter.com/MercedesAMGF1/status/1452353641931804683?s=20
ハミルトンは無線で「彼らの方が早い」と言っているので、ドライバー感覚でもレッドブルが早いと感じていた様です。
10/56 フェルスタッペンが早めのピットイン
フェルスタッペンが早めに動きます。
ピレリのストラテジーではタイヤ交換は早くて12ラップからピットオープンではないかとしていましたので、それと比較しても早めのピットイン。
恐らくレッドブルが積極的なレースを仕掛けた可能性があります。
フェラーリとマクラーレンもピットイン
https://twitter.com/McLarenF1/status/1452355457771872260?s=20
フェルスタッペンのピットインが早いと思われましたが、すぐ後にマクラーレンの2台もピットイン。
https://twitter.com/McLarenF1/status/1452355244395008001?s=20
当然フェラーリも。
https://twitter.com/ScuderiaFerrari/status/1452355815508258819?s=20
通常、上位勢はタイヤ交換を伸ばす戦略ですが、早々にタイヤ交換。
オースティンのサーキットがいかにタイヤに厳しいかを物語っています。
13/56 ペレス、ピットイン
https://twitter.com/HondaRacingF1/status/1452355690668990468?s=20
ペレスもメルセデスと比較して早めのピットインを選択しました。
実際ペレスがピットインしたことがハミルトンにも影響してきます。
フェルスタッペンはピットしてからのラップタイムがハミルトンに対して1.5秒早く走っていました。
ペレスはタイヤ交換前、フェルスタッペンと同等のタイムで走行していたので、タイヤ交換後のタイムはフェルスタッペンと同等になることが考えられます。
そうなると、ハミルトンとペレスの差は6秒程なので3周の猶予しかなくなります。
14/56 ハミルトンもタイヤ交換
当然メルセデスのエンジニアもハミルトンをピットインさせます。
アンダーカットを仕掛けたフェルスタッペンはコースインしたハミルトンに対して6秒程のリードを築きました。
傷を深めない為にすぐさまピットインをさせる辺りは流石メルセデスだと思いました。
ちなみに、レッドブル側のペレスも早々にタイヤ交換したのはハミルトンに長く走らせない為だとしています。
15/56 ガスリーがリタイア
突然のスローダウン。
ピットまで自力で戻れましたが、ガスリーはレースを終えました。
アルピーヌとのコンストラクター争いやポイント獲得の事を考えると、痛いリタイアとなります。
16/56 アロンソvsライコネン
元世界チャンピオンのアロンソとライコネン。
13位争いをしていた両者ですが、ターン1でライコネンは白線を飛び出した位置からアロンソを抜きます。
しかもライコネンはアロンソと接触した事で、アロンソのフロアは破損。
この後アロンソは無線で何度も「ホワイトラインを超えて抜いたんだからポジション戻せ( *`ω´)」と訴えていました。
https://twitter.com/alfaromeoracing/status/1452357348064993289?s=20
レースはこのままおとがめなしで進みますかが、恐らくターン1でライコネンにスペースを与えなかったので仕方ないと判断されたのかも知れません。
No investigation necessary.#USGP https://t.co/kRzWjcOsBw
— BWT Alpine F1 Team (@AlpineF1Team) October 24, 2021
19/56 ボッタスが角田裕毅を抜く
ボッタスの前で頑張りを見さていた角田裕毅でしたが、ここで抜かれます。
しかし簡単に抜かれたかと言えばそうではなく、ブロックをした上でもう抵抗のしようのない箇所で抜かれたと言う感じ。
簡単には抜かせないぞと言う意気込みが見られたバトルでした。
22/56 アロンソが白線を超えてジョヴィナッツィを抜くが…
16/56で白線を超えてライコネンがアロンソを抜きました。
これがおとがめなしとなった事で、アロンソも同様にジョヴィナッツィを抜きます。
しかし25/56でスチュワートから裁定が降り、アロンソはジョヴィナッツィにポジションを譲る事に。
https://twitter.com/AlpineF1Team/status/1452360698722406410?s=20
25/56
順位を譲ってもすぐ抜き返せるのがアロンソ。
さすがです。
2021年F1アメリカGP決勝まとめ1/2
スタートでフェルスタッペンを抜いたハミルトンでしたが、アンダーカットを仕掛けたフェルスタッペンの戦略がハマり、ハミルトンに対してリードを作る展開となりました。
ペレスの調子も良く、レッドブル2台でハミルトンと戦う構図が作れるています。
フェラーリ対マクラーレンの戦いも激しく、お互いを意識した戦略で走行しています。
サインツのソフトタイヤスタートがあまりネガティヴにならなかったのが救いでした。
後方ではオーバーテイクが見られる楽しい展開でした。
ライコネンの活躍や、アロンソのバトルも白熱してレースを楽しませてくれたのも印象的。
フェルスタッペンとハミルトンのタイヤアドバンテージがレース後半でどう左右するのか。
後半戦はこちら
画像配下のサイトより出典
https://twitter.com/F1?s=20
https://www.formula1.com/en.html
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