2021.9/21（火）～10/18（月）、Honda F1 の2021シーズン優勝を祈念してかつてチャンピオンを獲得したマシンが集結しています。
少し前の栄光を掴んだF1マシンが目の前で見れるチャンスが訪れました。
しかし東京は青山のウェルカムブラザ青山でしか見る事が出来ません。
そこで！
今回展示してる各マシンを沢山写真に収めてきたので、F1ファンの皆様に共有したいと思います。
結構細部まで撮ってきたつもりです。
ほとんど画像の記事となりますが、是非楽しんで行ってください。
前回のマシンはこちら
HONDAウエルカムプラザ青山にF1マシンの展示を見に行ってみた！マクラーレンホンダ「MP4/5B」アイルトン・セナ乗車
まずはマクラーレンホンダ「MP4/5B」がどんなマシンだったのか振り返っていきます。
名前にBとつくので、このマシンは前年度の改良版です。
サイドポンツーンの形状は大きく進化。
ホンダ新型V10エンジンを搭載した事でラジエターを中心に熱交換機の大容量化が図られました。
サイドポンツーン脇のエアアウトレットは、低速サーキットでは開口部を最大限に開き、高速サーキットや予選ではドラッグを減らす為に閉じで走行していました。
セナとプロストがMP4/5で不満を抱いていたマシンのバランスの悪さを引き継いでしまったマシンと言われ、空力で遅れを取り始めた年でもあった。
コンストラクターズと16戦6勝でセナのドライバーワールドチャンピオンを獲得しましたが、圧勝での獲得とはなりませんでした。
エンジンの仕様は以下の通り
型式RA100E
形式 水冷72度V10 DOHC4バルブ
排気量 3498ccボア×ストローク（mm）93.0×51.5
圧縮比12.4
最高出力 680ps以上／12800rpm
燃料供給方式 PGM-FI 2インジェクター
スロットル形式 10連バタフライ式
スロットルバルブ
過給機 無
スクリーンショット又は引用元https://www.honda.co.jp/?from=navi_header
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マクラーレンホンダ「MP4/5B」展示車(アイルトン・セナ)
ここからはMP4/5Bのマシンを見て行きましょう。
フロントウィング・サスペンション
フロントウィングの形状がMP4/5から変わりました。
タイヤ側に小さなフラップがついています。
今の時代になって考えてみれば、フラップを止めてるビスも空気抵抗になりそうですよね。
ジャンプ⁉︎
よりノーズの割れの方が気になりました。
昔のマシンを見て思うのばブレーキダクト小さいですよね。
本来こんなもんで冷えるのかもしれません。
今のF1が複雑過ぎるのか⁉︎
エンジンカバー・サイドポッド
サイドポンツーン脇のエアアウトレット
エアアウトレットはかなり大きく開口されており、ドラッグが増える事は簡単に想像できます。
当時のエンジンはこれだけ冷やさないと行けなかったんでしょう。
V10の力強さを感じます。
リアウィング・サスペンション
MP4/5Bの特徴としてバットマンと呼ばれたディフューザーがありました。
展示車にはついていなかったようで、少し残念。
それにしても凄いですよね。
後方の乱気流はヤバそう。
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マクラーレンホンダ「MP4/5B」展示車(アイルトン・セナ)詳細
フロントウィング・サスペンション
ジャンプふぁんの為に！
(ひび割れガン見目的)
この小さい箱みたいなフラップですか、
後ろから見ると箱ではなく整流しながら空気の流れを作っていることがわかります。
エンジンカバー・サイドポッド
流石にタグホイヤーのロゴのところはガラスみたいなやつから変更になりました。
事故になったら危ないと思ってたので安心！
サイドポンツーン脇のエアアウトレットと呼ばれる部分。
エアアウトレット後方から絞り込みを入れてドラッグ軽減を図ってます。
また、前年のMP4/5と比較してフロアの確保が増えています。
少し近年のF1に近いフロアを感じました。
コックピット
シンプルなステアリングに親しみを持ちます。
リアウィング・サスペンション
いかがでしたでしょうか。
特にサイドポットの辺りが変化が見られるマシンだなと思いました。
細かい所ですが、アップデートがされていて当時から細かい部分の調整が合ったんだなと思いを巡らせながら写真撮りました。
次紹介するマシンが展示車最マクラーレンホンダの展示車ラストになります。
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